発毛剤として人気があるミノキシジルやフィンペシア、プロペシアなどの内服薬は副作用が怖い…。
外用薬のミノキシジルだけで、果たして満足のいく効果は得られるのでしょうか?
ミノキシジル外用薬は、世界90か国以上で認可された医薬品です。医薬品ということは、客観的に効果が確かめられたものです。
例えば、ミノキシジルの場合、日本で認可されている唯一のミノキシジルの医薬品は「リアップ」ですが、リアップのWEBサイトに「リアップX5プラス」の臨床試験の結果が掲載されています。
52週にわたる臨床試験で、被験者に頭髪の印象について聞いたところ、「非常に良くなった」13.3%、「良くなった」46.7%、「少し良くなった」31.1%となっており、9割以上の方が薄毛が改善したと感じているようです。
臨床結果を医師が評価した結果を見ても、
薄毛の部分がどこだったのかわからない程度に改善している人は11.1%、
薄毛の部分がどこだったかは分かるけれど、明らかに髪の毛の本数は増えているのが分かる人は66.7%、
発毛は認められるけれど、薄くなったところを覆うほどはない人は20.0%
となっていて、こちらも9割を超える改善がみられた、とされています。
「満足のいく結果」というのは、それぞれに期待値が違うと思います。
フサフサに戻ることを期待する場合は、1割程度の人にはフサフサになる効果があるようですから、過度に期待すると「効果がなかった…」という印象になる可能性が高いですね。